陶の花〜第五便〜
いわゆる「食」に関してである。 私は「食」に関して巷で噂のお店や流行りの料理店へ行きたいと思う気持ちはほとんどないように思う。しかし、40歳も半ばになってくると、「おいしい」と「心地いい」の自分だけの基準のようなものは出 […]
いわゆる「食」に関してである。 私は「食」に関して巷で噂のお店や流行りの料理店へ行きたいと思う気持ちはほとんどないように思う。しかし、40歳も半ばになってくると、「おいしい」と「心地いい」の自分だけの基準のようなものは出 […]
車は新山口駅から1時間弱、国道316号線をゆく。やがて「湯本」の看板が見える三叉路を左へ曲がると長門湯本温泉街へと降りてゆくことができる。 川に架かる橋を渡るといよいよ温泉街の入り口のようだ。 K女史によれば、今回は最初
「これ知ってる?山口県名物黄色いガードレール」 車に同乗していたK女史が笑いながら窓の外を指差した。 一瞬なんのことかわからなかったが、車窓をよくよく見ると、いつもは白いはずのガードレールの色が日焼けたオレンジ色をしてい
飛行機の席は空いている限り窓際の席を取ることにしている。これまでも国際線でも国内線でも窓側を選んできた。確かにトイレに行く時に隣席の人に気を使わなければならないという点もあるが、それも旅の醍醐味だ、と思えなくもない。 4
きっと誰にも幼い頃に思い描いた夢の一つや二つはある。いや、夢というほど大袈裟なものではなくても、「きっと大人になったらできるかもしれない」とぼんやりと思っていたようなものが。プロ野球選手になるとか、ケーキ屋さんになると
今回の「うつわの秋」では特別企画として、花司/flower artist・田中孝幸氏を迎え、深川萩の作家とのコラボレーション展示を開催いたします。 田中氏が初めて長門の地に足を踏み入れたのは、2025年4月17日のこと。